浅学菲才の嘆息

「イップス」に警鐘

スポーツの世界で、選手のスランプなどの時に「イップス」を原因とする記事が続く。

インターネットで調べて頂ければわかると思いますが、「イップス」の診断基準や治療法はまだ明確に確立されていません。よって、指導者、選手、保護者、観客、マスコミのみなさんが、不透明な情報に左右されることに愁いを感じています。

特に、マスコミ関係者やスポーツ記者のみなさんが、エビデンスの不透明な「イップス」に関する記事を書き続けられることには、危機感さえ感じます。

この説明からは、神経心理学や精神医学で研究されているようですが、まだまだ根拠のある論文が少ないため、明確でない事が示されています。

選手の不調を「イップス」が原因とする論調に警鐘を鳴らしたいと思います。