浅学菲才の嘆息

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

書籍「ペーパーレス時代の紙の価値をしる 読み書きメディアの認知科学」を読んで

柴田博仁・大村賢悟(著): ペーパーレス時代の紙の価値をしる 読み書きメディアの認知科学.産業能率大学出版部,2018年7月31日(初版1冊発行),2019年7月31日(2冊発行) honto.jp 「電子媒体」か「紙媒体」か、悩んでいるときに本書にであった。 読書家の友…

映画「1917 命をかけた伝令」を鑑賞して

新型コロナウイルスが騒がれはじめた2020年2月中旬、上映開始と同時に鑑賞した。 今思えば、ぎりぎりの選択だったのだと我ながら反省しきりである。浅才非学ではあるが、インフルエンザの感染期でもあったため、手洗い、手指消毒、マスク着用と感染予防策を…

書籍「きみの正義は 社労士のヒナコ」を読んで

前作の「社労士のヒナコ」に続き、待望の続編「きみの正義は 社労士のヒナコ 」が発売され、少し時間が経過してしまったが、やっと読み終えた。 前作から少し成長した「社労士のヒナコ」が、悩みながら、事務所スタッフ等との連携で労働問題を解決する。また…

書籍「セックス難民」を読んで

繰り返し多くの男性雑誌に飛び交う「〇〇歳まで〇〇」。 多くのメデイアのキャッチコピーにに踊らされている事はないか、大切なものは何か。 浅才非学な私も本書を読み込む中で、少しは理解できたであろうか? www.shogakukan.co.jp 宋美玄 (著):セックス…

書籍「戦争と性暴力の比較史へ向けて」を読んで

書籍「戦争と性暴力の比較史に向けて 女性のエイジェンシー(行為主体性)を否定せずに戦争と性暴力を問題化することはいかに可能か」を読了した。大作であり、長期間を要したが、実にすばらしかった。 近現代史の歴史研究者である、吉見義明氏、笠原九十九…

書籍「草(プル) 日本軍「慰安婦」のリビングヒストリー」を読んで

待望の書籍が日本語に翻訳、出版され、早速購読した。 2017年に韓国で出版され、作者本人によるフランス語版を出したところ、すぐに英語版も出版され、複数の国々で翻訳出版されている。 korocolor.com キム・ジェンドリ・グムスク(著),都築寿美枝・李 昤…