浅学菲才の嘆息

書籍「セックス難民」を読んで

繰り返し多くの男性雑誌に飛び交う「〇〇歳まで〇〇」。

多くのメデイアのキャッチコピーにに踊らされている事はないか、大切なものは何か。

浅才非学な私も本書を読み込む中で、少しは理解できたであろうか?

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 宋美玄 (著):セックス難民 ピュアな人しかできない時代.小学館新書,2019年11月28日

 

 タイトルだけ読むと不適切な書籍ではないかと思われるかもしれませんが、読み進めていくと内に雑誌やインターネットなどの情報が溢れる「性」にまつわる情報の誤謬や誤解の数々が、質されていきます。

 2015年に国立社会保障・人口問題研究所が未婚の男女を対象にした調査では、18~34歳の男性の42%、女性で44%が「性」経験がないという結果から、リアルな人間関係が希薄と言われる現代の青年像を現す結果も紹介。

 思いやりと「相手ファースト」の目線から、あらためて「性」のあり方を見つめ直し、パートナーとのコミュニケーションや信頼関係の再構築が求められるテーマです。また、加齢に伴う「性」の変化にも適切にアドバイスが行われ、どっかの雑誌の「死ぬまで○○○○」とは大違いの書籍です。

 

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