横浜DeNA筒香嘉智選手が会見で野球界に向け警鐘 AP通信が筒香の記者会見を特集
2019年01月28日 15時20分
横浜DeNA筒香嘉智選手の会見が行われ、話題になっています。様々な意見も含め、肯定的な意見や批判も聴かれます。一部では過激な批判も少なくないようです。
スポーツの中でも特別な競技が野球であり、2011年3月11日の東日本震災直後もほとんどのスポーツ競技は中止や順延が続く中、高校野球やプロ野球は開催されました。
国民からの絶大な支持のある野球ですが、一方で筒香嘉智選手の意見も非常に重要だと思います。今回の会見と同様の意見は、インターネットを閲覧すれば、枚挙に暇がありません。
さらに、裾野を広げれば、インターネットのサイトには様々な意見や映像が公開されています。指導者側の「指導」という名の、暴言(怒号・罵声)、暴力(拳などで叩く)、無視(指導しない、練習に参加に参加させない、意図的に起用しない)、過大な要求(常軌を逸した練習時間や練習量、酷暑の中の長時間の練習や練習試合、無限の投球回、公式戦や練習試合での連投、食トレという名の過食)など、は大丈夫でしょうか。一般社会では、パワーハラスメント・モラルハラスメントに該当しないでしょうか?また、児童・生徒に対する虐待ともとれないでしょうか。
指導者側の、勝利主義、絶対権力、同調圧力に対して、選手はもちろんのこと、保護者も声をあげてもいいのではないでしょうか。特に、保護者は子供・選手という一種の「人質」を取られた状態で、指導者・チームの同調圧力に屈する場合も少なくないのではないでしょうか。子供・選手を守るためにも、チームや球団の運営を民主化する中でこそ、改善することにつながらないでしょうか。逆にこのままでは、少子化以上に進む、野球競技人口の減少は、近い将来野球をしたくても人数が集まらず、野球が出来ない時代が到来するのではないでしょうか。
- 横浜DeNA筒香嘉智が子供たちの将来を危惧し球界が抱える問題点を語った
- AP通信は「ツツゴウは母国の野球を改善させることを目指している」と特集
- 元レッドソックス松坂大輔、ダルビッシュ有、大谷翔平にも触れている
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