2020-09-11から1日間の記事一覧
「昭和天皇の戦争責任」ひとつの論考より 昭和前期の戦争を体験した世代の人たちの心底には、政治的、思想的な信条を別にして<あの先生の戦争責任は誰にあるのか。昭和天皇にも戦争責任があるのではないか>との疑問があるということである。 こうした質問…
兆しをとらえ、歴史に学ぶ 不必要に悲観する理由はないが、気味の悪い徴候もある。歴史を見ると、民主主義が疲弊すると、必ずファシズムが出てくる。立憲政治、国会がちゃんと機能しなければならない。 『選択』2018.4(3) 保坂正康さん https://ja.wikipedia…
内省・自省を深める 「日本人なのになんでお前は日本を批判するのかと」という人がいます。しかし、私は日本人だからこそ、誤りを誤りとして認めなければならないと思っています。そして、そこから教訓を引き出してこなければいけないと。そうしなければ、わ…
北朝鮮脅威論を主張するみなさんへ 「突然“敵”が日本に攻めてきたらどうしますか」という素朴な戸締まり論の質問を講演のあとに受けることが増えました(略) 意味がないし、人を愚弄(ぐろう)しています。平時から戦争への移行は、大使の召還や国交断絶な…
「自虐史観」から「自省史観」で納得する私。 二十一世紀に入ってからであろうか。奇妙な体験が重なるようになった。大学生相手の講演や市民を対象にした文化講座で昭和史を論じることがあるのだが、質問の折などに「先生の考えは、自虐史観ですね」と乱暴に…