浅学菲才の嘆息

映画「君たちはどう生きるか」を鑑賞して

 映画「君たちはどう生きるか」を鑑賞した。過去の宮崎駿のアニメや映画、スタジオジブリ作品の一コマ一コマが走馬灯の様に小気味よく流れると感じたのは私だけか。

 静と動、柔と剛、陰と陽、明と暗、に引き込まれ、展開が予想できずに引き込まれ、あっという間のエンディング。青年の自立と成長を通じて、友情や連帯と同時に仲間の大切さ、そして闘いのない平和な世の中を育む大切さを訴えていたように思う。あくまで私見ではあるが、ハイジのワンシーン、コナンとジムシーの名コンビシーンが脳裏に浮かんだ。

 宮崎駿さんが登場させる女性キャラとして、アルプスの少女ハイジの「クララ」、未来少年コナンの「ラナやモンスリー」、ルパン三世カリオストロの城の「クラリス」、風の谷のナウシカの「ナウシカクシャナ」、天空の城ラピュタの「シータ」、となりのトトロの「さつき」、紅の豚の「ヒヨ」、もののけ姫「カヤ」ハウルの動く城の「ソフィー」、風立ちぬの「菜穂子」など、宮崎駿がよく描く女性のキャラクターが大好きだ。